本物の美容を伝えるブログ

『マンツーマン美容室開業の成功ポイント』「お店づくりの基礎知識1」

3.お店づくりの基礎知識(全6回)その1

美容室、理容室の店舗物件を決めるときにチェックしていただきたい点と、理美容室店舗内装工事を依頼する施工会社の種類と特徴について、全6回にわたりお伝えします。

3-1 理美容室店舗物件を決める前に知っておきたい保健所の決まり

出店希望地域が固まった段階で、まず最初に、あなたが開業したい地域を管轄する保健所へゆき、美容所開設届を出すための条件を確認するための資料をもらってきましょう。

こんな早い段階でなぜ、と思われるかもしれません。
理由は、開業したい地域によって、カット椅子1台につき必要な広さと、必要な設備が違ってくるからです。

たとえば、東京都の、渋谷区と新宿区の隣どうしの区でも違います。「先輩が10坪で開業できた」からといって、あなたが開業したい地域で、同じ広さと同じカット椅子の台数と同じ設備内容で美容室をオープンできるとは限りません。

保健所から資料をもらってきたら、チェックポイントは2つあります。

チェックポイントのひとつめ。「カット椅子1台にあたり必要な広さ」です。

「広さ」のチェックを1番最初にお伝えするのは、売上げ計画にダイレクトにかかわってくるからです。
開業前に事業計画書を作成するなかで、カット椅子の数と回転数から売上げ計画を立てますよね。
もしあなたが思い描いているカット椅子の台数を設置できないとなれば、売上げ計画もかわってしまい、同時にスタッフ計画も大きくかわってしまいます。

チェックポイントの2つめ。美容所開設届を出すために必要な設備です。

たとえば、極端な例ですが、シャンプー台が必要ない地域と、シャンプー台が必須な地域があります。
設備を準備する開業資金や、設置のためのスペース確保にもかかわってきますので、必要な設備もチェックしてください。

(添付写真のキャプション)
「渋谷区保健所の資料の表紙例」
作業室の最低の広さと、作業椅子1台あたりの必要面積などをチェックしてみましょう。

次回はお店づくりの基礎知識その2です。どうぞお楽しみに。

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