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本物の美容を伝えるブログ
4.42020
『マンツーマン美容室開業の成功ポイント』「ヘアサロン照明設備の基礎知識3」
7.売上をあげる美容室店舗照明設備の基礎知識(全4回)その3
この章では、照明の使い方の工夫で売り上げをあげるための、照明設備の基礎知識をお伝えしています。
7-4. ダウンライトの使い方
雰囲気のある照明作りには、ダウンライトがよく使われます。
けれども、サロン照明のベースを、ダウンライトだけで構成してしまうと、いくつもつけなければならないうえに、少し暗いスペースになります。
そこで、カットの作業を行うコーナーでのダウンライトは、蛍光灯をメインに使用して作業効率を高める照明にしたうえで、ダウンライトをスポット的に使えば、コストが節約できます。
また違った照明を併用することで、照明に変化がつけられ、光の陰影で雰囲気づくりを演出することもできます。
シャンプー台は、作業効率を重視する必要がなく、むしろリラクゼーションをうたうことが多くなっている現在では、調光機能のついたダウンライトで構成すると、サービス効果を高めやすくなります。
7-5 ダウンライトのカタチ
天井に埋め込むタイプのダウンライトは、器具自体が目立たず、シンプルな空間が期待できるメリットもあります。
ただし、埋め込み型ダウンライトを設置する場合、天井板を丸くカットするなど、見えない部分の加工に手間がかかります。
そのうえ、ダウンライトを一度設置してしまうと、ただ、光の角度をかえたいときに変えられないだけでなく、後からカット面増設などの場合に、光を落としたい位置の調整が効かず、電気工事を一からし直す必要がでてきます。
そのため、将来的なカット面増設の可能性がある場合や、微妙な調節ができるようにしたい場合は、いつでも照明設備の位置が移動でき、ダウンライトの首振り調節が容易な、配ダク照明(レール照明)がおすすめです。
(挿絵のキャプション)
写真のサロンは、配ダク照明(レール付照明)を使用しています。
次回は、「サロン照明設備の基礎知識」その4です。どうぞお楽しみに。
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