カモになり人の４つのタイプをもういちどおさらいしておきます。

（１）店舗工事のことをネットの情報や、知人からの情報で勉強し、「自分だけはだまされない」と思っている人

（２）複数の工事会社を知らない人

（３）人間関係の”情”に弱いご家族（奥様）がいる方、もしくは情にほだされやすいご本人

（４）デザイン性の高い資料に弱い方

もし、ご自分に当てはまる項目がある方は注意が必要です。

たとえば（２）のタイプの方。

これは、わかりやすいでしょう。

見比べができる、詳細見積をきちんと出してくれる会社に見積を依頼してください。

たとえば（３）のタイプの方。

親戚や知り合いの工務店があるからとか、よくしてくれるディーラーが紹介してくれる工事会社があるから、という方がこれにあてはまりやすいです。

人間関係があるから”安く”仕上てくれるのではないかと、考えがちです。

ですが、工務店側もそこは仕事です。

「親戚だから」とか、「紹介だから」ということで、安くしてくださることはほとんどありません。

親戚や知り合いにたのむと、人間関係がありますので、頼む側も相見積をとらないことが多く、そのため、結局高いのか安いのかわからない、ということもあるようです。

たとえば、わたくしの実家では、叔母が工務店に嫁いだので、叔母の会社に住宅修理工事をさまざまに依頼しています。
わたしは外野なので、口ははさめる立場ではないですが、工事単価を聞いていつもわたしはのけぞっておりました。

しかし、「高いかもしれないけど、仕方ないのよね」と母。

ご自身でで納得していたいているならいいです。でも「すごく得して安い」と信じているなら、ちょっと違うのです。

次回は、（４）のタイプの方と、（１）のタイプの方について、解説します。

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