本物の美容を伝えるブログ

『マンツーマン美容室開業の成功ポイント』「お店づくりの基礎知識4」

3.お店づくりの基礎知識(全6回)その4

3-2.理美容室の店舗物件を借りる前に確認しておきたい点

 

「水まわりの確認」

理美容室開業のために十分な給排水管設備があるかどうか、不動産会社に水まわり設備の確認をしてもらいましょう。

マンツーマン美容室だと小規模サロンを開業されることが多いので、以下ご紹介する理想の給排水管口径の数値は、シャンプー台が2~3台のサロン規模を想定したものです。

排水管は、80φ(パイ)の口径があれば理想です。

40φだと、流れにくさを感じるかもしれません。

 

給水管は、20φの口径があれば理想です。

一般家庭用の13φだと、シャンプーを2台同時には使用しにくくなります。

 

給排水管ともに、店内に設置するシャンプー台の数によって、理想の数値がきまってきます。

大型店を経営される場合は、依頼される設計会社に理想の数値をご確認ください。

 

なお、理想の給排水管設備がない場合も、設計と内装工事で、水まわりの設備を設置することは可能な場合がほとんどですので、集客の立地を優先して物件を選んでいただき、設備の確認はあとまわしでかまいません。

 

ただ、理想の数値での設備があると、水まわりの設計と工事費用がいくらか軽く済むという利点があるため、できたらあらかじめ確認いただきたいわけです。

 

「換気扇をつけられるか?」

保健所での美容所登録に必要な換気設備の設置が可能な物件かどうかも、確認が必要です。
なぜかというと、換気扇を設置するための穴を壁にあけるのがダメな物件もあるためです。

壁に穴をあけていいかどうか、不動産会社に確認してください。

 

高給かんのある美容室のトイレ。天然石使用の壁。

☜(添付写真)
リラクゼーション重視の美容サロンでは、水まわりのなかの、特にトイレは、「広さ」も確保したいですね。また、照明や設備での雰囲気作りも、女性のお客様への心配りのひとつです。

 

 

次回はお店づくりの基礎知識その5です。どうぞお楽しみに。

 

 

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