本物の美容を伝えるブログ

『マンツーマン美容室開業の成功ポイント』「ヘアサロン照明設備の基礎知識2」

7.売上をあげる美容室店舗照明設備の基礎知識(全4回)その2

この章では、照明の使い方の工夫で売り上げをあげるための、照明設備の基礎知識をお伝えしています。

 

7-3. いま注目のLED照明のメリット・デメリット

 

LED照明設備利用のメリットは2つあります。

 

(1)コスト面。

照明電気代が、白熱灯など他の照明設備と比べ消費電力が少ないという点です。サロン経営者としては、固定費削減、生産性向上のためとなると、サロンの照明をLEDにすることに注目されるのは当然かと思われます。
具体的な数値の目安としては、サロンのスポットライトで多用されているダイクロハロゲンとLEDを比べると、消費電力はLEDのほうがおよそ10分の1となります。サロンの全電気使用量のなかで、照明電気の占める割合がどれぐらいかにより、このコスト面の効果の大きさが違ってきます。

 

(2)長寿命という点。

切れた電球を交換する手間は面倒ですので、この作業が減るのは嬉しいことかもしれません。

 

LED照明設備利用のデメリット。

 

(1)コスト面。

LED照明設備の初期費用は、他の照明設備よりも高いです。

 

(2)雰囲気の面です。

LED照明設備だけを使用するサロン内装の雰囲気は、「蛍光灯等と比べて、冷たい印象がでる場合がある」という点です。ただ、最近は昔と比べると、演出性のある色のLED電球も増えるなど、技術が格段に進歩してきているので、将来的に、技術が進み演出性という面でのデメリットも解消されてゆくことを期待したいです。雰囲気のあるサロンづくりをされる場合に、ご参考となれば嬉しいです。

 

LED照明のサロンを、カメラの光量調整なしで、自動で撮影したときの様子。

(挿絵のキャプション)
LEDをメインで使用されたサロン様の内装写真例です。実際の現場での見た目は、そんなに「冷たい印象」はないのですが、写真の画像調整をしない段階では、こんなような印象になります。

 

次回は、「サロン照明設備の基礎知識」その3です。どうぞお楽しみに。

 

 

 

★★★
「初めての美容室独立開業工事110番では、毎月5組様限定で、無料相談を行っております。
https://salonopen.com/useful/consultation.html

他、店舗開業の資金調達をサポートする内容を動画でも配信中。
『店舗開業のときに日本政策金融公庫でお金をかりるための書類の書き方』
https://school.wadamika.com/p/finance_shop_open/


関連記事

ページ上部へ戻る