本物の美容を伝えるブログ

水漏れトラブルを起こさないために

美容室の店舗内装工事をした経験がある工事会社さんと、
そうでない工事会社さんの差は大きいです。

テナントビルの2階に入居された美容室さまの例です。

オープンしてから3日ももたたないうちに、階下の歯科医院さまからクレームがきました。

「水漏れがしている!」

すぐに水道の元栓を締め、そしてその日の予約をすべて
お断りして営業を止め、水漏れの原因を調べられました。

結果、給水側での問題ではなく、排水管の接続部分の問題だ
ということがわかりました。

排水管の問題はすぐ修理できたので、翌日から営業が開始できたのはよかったものの、問題は階下の歯科医院さんからの苦情がとても深刻なものだということでした。

漏れた水が壁をつたい、診療室がよごれてみえるうえに、
診療機器が不調だから補償しろという内容だったのです。

どんなに謝罪をいれても、診療機器の交換代金の要求は
おさまらず、ついには保険会社をまきこんだ訴訟問題に
までなってしまわれました。

このトラブル、もとをたどれば、排水設備の不備をもたらした
工事会社の責任です。

この工事会社へは、オーナーさんのお知り合いというのが
きっかけで依頼されてましたが、美容室の内装工事の経験は
ゼロだったとのこと。

美容室の工事は、飲食店や物販店の店舗内装工事と違い、
給排水の設備をしっかりしていることが必要です。

ですが、経験のない工事会社さんだと、先のように水漏れ
トラブルまでゆかないにしても、排水管の径が小さくて
排水が上手く流れないとか、
給水能力が弱くてシャンプーが出来ないだとかいう
トラブルを想定せずに、工事してしまわれる危険が大きいです。

 

美容室をつくった経験のある工事会社に依頼されることを
おすすめします。

これは、特に、地元の工務店さんや、馴染みの工務店さんに
依頼する際に気をつけていただきたいことです。

さてどうでしたか。

さて次回は最終セミナーとなります。
「いい美容室を安くつくりたい」です。

ご期待ください。


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