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【美容室開業】独立開業のときの工事費用など資金調達 その4

売上予測は、計算式を用いて、算出しましょう。「店長をしていた前職ではそうだったから」というのは、根拠として受け入れてもらえません。

美容室開業のための当ブログをご訪問いただきありがとうございます。 お客様との笑顔あふれる美容サロン開業支援プロデューサーの、和田美香です。
美容室開業についての無料相談のなかで、ご相談件数の多い「資金調達」について、連続9回講座を当ブログでおつたえしています。
『美容室開業でお金を借りたい人のための、創業計画書の書き方注意点8プラス1』
1、創業計画書を審査するときどこに着目されているか
2、必要な資金と調達方法 その1 バランス
3、必要な資金と調達方法 その2 準備
4、事業の見通し その1 売上
5、事業の見通し その2 顧客数
6、事業の見通し その3 いいときばかりではない
7、不動産はいつ借りる?
8、開業を決意したときから準備すべきこと
9、金利をさらに安くする
今日は、「事業の見通し その1 売上 」をお届けします。

右側の下側、項目8は、「事業の見通し」覧です。
ここでは、収支計画を書きます。
つまり、いくら売り上げがあって、売り上げをあげるためにいくらお金がでてゆき、いくら手元に残るのか、という計画です。

今日のポイント

売上は、達成可能かどうか、多角的に見通しを立てる。

事業計画書をご自身で書いてこられ「この書類の書き方でいいからみてください」とおっしゃる方によくあることです。
「どうしてこの売上予想が立つのですか?」とお聞きすると、「以前店長として勤めていたお店でこれぐらいだったから」というお返事。
こんなふうに、「前職でそうだったから」、という理由と根拠で売上予測を立てておられる方、フツーにおられます。

でも、よく考えてみてください。

たとえ、近くだったとしても、 立地が違います。
たとえ、スタッフを引き連れて独立したとしても、 お店のつくりが違います。
たとえ、顧客がついてきてくれたとしても、100%は残ってくださりません。

というわけで、前職から近い場所で開業するとしても、基本にたちもどり、売上を計画し、予測する過程が必要になります。

この場合、どんな根拠で売上予測をたてれば、客観的にみて納得いただけるものになるのか、日本政策金融公庫にも参考になるページがあります。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/sougyou02.html#q05

美容室の場合
<基本算式>
客単価  × 設備単位数(席数) × 回転数 

これを複合的にみて、数パターンつくってみます。
たとえば、理美容店であれば、平日パターンと、週末パターン。
また、よいときパターンと、苦しい時パターン。
創業後立ち上がるまでのパターンと、軌道にのってからのパターン。

一般的に、店舗開業後、黒字化 まで6~7か月かかるのが平均的な数字です。
開業直後は赤字で推移するストーリーももりこんでおくほうがいいでしょう。

ちなみに、立地は、日本政策金融公庫の担当者さん、しっかりご覧になられています。
地図だ確認されるだけでなく、現地調査にもゆかれており、近隣の競合店舗調査もきっちりされています。
なので、「うちは、技術に自信があるから、売り上げが絶対あがる」といった、あなたのお店の予測だけずば抜けて高い数値をだされても、説得性にかけます。
きちんと売上根拠を出しましょうね、というのは、こんなところからも言えます。

まずは、数式、いれてみてください。
そのうえで迷われたら、創業相談や、みかんぐみの無料相談どうぞご利用ください。

次回も「事業の見通し 」蘭 からポイントをもうひとつお伝えします。お楽しみに。

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和田美香
運営サイト
https://salonopen.com/「はじめての美容室独立開業工事110番」

売上予測は、計算式を用いて、算出しましょう。「店長をしていた前職ではそうだったから」というのは、根拠として受け入れてもらえません。

売上予測は、計算式を用いて、算出しましょう。「店長をしていた前職ではそうだったから」というのは、根拠として受け入れてもらえません。


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